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いろいろなゲームに「糸がちぎれそうになる釣りのミニゲーム」がある理由を考えてみる

以前もこのブログで書いたのですが、いろいろなジャンルのゲームに「糸がちぎれそうになる釣りのミニゲーム」 があることがあります。

 

ファイナルファンタジーでも釣りです。
文明がこの段階まで来てて魔法もある世界なので、糸がちぎれなくできそうなもんですがめっちゃちぎれます。普通のゲームよりちぎれます。
 
FARCRYは5とその続編のNew Dawnで釣りができるようになりました。
もともと狩りの要素があったFARCRYに追加されるのは自然なことかもしれませんが、銃で撃ちあうゲームで釣りができるようになるんだなーと感慨深い感じがします。
釣りを勧めてくるこの方はストーリーにほとんど関係のないその辺を歩いているモブキャラなのですが、日本語吹き替えでは「龍が如く」でもおなじみの黒田崇矢さんが声優をされています。
とてもいい声なので何かあるのかなと思うんですが、とにかくとてもいい声なんです。
いろんな場所にいるのでたまに肉食動物に襲われそうになっていい声で逃げていきます・・・

他にも真・三国無双8、ドラゴンクエスト10、 Red Dead Redemption2、 龍が如くシリーズなど思いつくだけでもかなりのゲームに釣りのミニゲームがあります。

 

無双8では戦争中に釣りができます。
国家の存亡をかけた戦いの最中でも釣りができます。
部下は泳げずどんどん溺れ死にます。
魚以外にも売ると高い璧(へき:祭器と呼ばれるもの)、古銭、美術品などが釣れ、一番いかれています。
戦争中に釣りをする劉備と、それに従い水につかる関羽の図です。


1.親切でやっている

多くのユーザーは釣りを求めているに違いないという確信のもとにやっているという可能性が考えられます。 

最後のオチみたいなのを最初に書いてしまいましたが、実際釣りのミニゲームが好きでそればかりやっていたというような感想を見たことがあります。


2.コンテンツの水増し、後から追加しやすい

サービス開始からしばらくたったMMO、MOなどで追加されることがあります。

マップ上の海や川を利用すればいいので新要素として追加しやすいはずです。

素材の素材の素材の素材です。 

ゲームが完成に近づいた時などでも、後から思い付きで追加しやすいです。

例:ディアブロイモータルに追加されました…!

 

3.ゲーム内容とあっている

Stardew Valleyなどの農場運営ゲームにあるのはゲーム内でも自然で、あってうれしい要素だと思います。オープンワールドゲームでも自然が多くある場所では釣りのミニゲームがあってもおかしくはないです。


4.釣り好きのスタッフがいる

案外そういうことかもしれません。


5.どのような段階の文明や世界でも釣りは趣味としても漁としても追加しやすい

原始時代から現代、未来でも釣りは存在していておかしくないと思われます。

川も海もだいたいの時代にあります。


6.ランダム要素の塊

ランダムで報酬がもらえるくじのような感じです。そしてなにも魚のみが釣れないといけないわけでもないんです。

 

7.難易度設定のしやすさ

地域ごとに釣れる魚の大きさや種類の違いを出すことで難易度を設定しやすいです。


 

8.糸がちぎれそうになるだけでいい

糸がちぎれそうになるだけでもいいし、ルアー(餌)や糸や釣り竿で違いを出すのも自由です。糸がちぎれそうにならなくてもいけます。

 

9.釣りの知名度が世界的にも高い

高いです。 ルールも理解しやすいです。

もう思いつきません。

個人的には「糸がちぎれそうになる釣りのミニゲーム」の要素はあってもなくてもどちらでもいいですが、ゲ-ムによっては「やったな?」とは思ってしまいます。

例えば「これから釣りの要素が追加されてもおかしくないゲーム」で個人的に思いつくのは「Fallout76」です。(個人的に です!)

もし本当に追加されてもへえミュータント的な魚が釣れたりして楽しそうだなーと思うのですが「やったな?」とは思ってしまいます。「やったな?」程度です。

ミニゲームと言えば他にもオリジナルのカードゲームやボードゲームが追加されることもあるんですが、ルールを理解したうえで勝つ頭脳も必要になってくるのでやっぱり釣りは、理解しやすくて手軽なミニゲームなんだなと思います。