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2階の小さい窓

 

※特にオチみたいなのはないです。

「そういえば、普段から建物の中にいて窓の外を見るとき、外の誰かと目が合うかもしれないと無意識に警戒している」

ということに気づいたんです。 

ほとんど無意識なので、この行為に自分でも気づかなかったんですが、よく考えるとそうでした。今もカーテンをあんまり開けないです。

理由は、考えると思い浮かぶ光景があるのですぐわかりました。

子供のころ実家の道路に面してる側にある、2階の小さな窓を通るときに外を見ると、たまに通りがかりに外からこっちを見ているおばさんがいて、目が合ってたんです。小学校から高校卒業まで・・・

買い物に通る道だったんだと思いますが・・・

その窓は2階の階段の前にあって、階段を降りようとするときに、進行方向に窓があるのでよく視界に入ってきていました。

なんか嫌だったので、多分大人になってもずっと警戒してるんです。

なんか嫌ではあったけど、大人のすることを理解しようとかなんだとか、当時はなんにも考えてなかったかもしれないです。 

ただ起こっていることを受け入れるタイプでした・・・

ブラインドなどを検討してもらえばよかった・・・

その人はちょっと離れたところの家の人ですが、今になってよく考えたら、道を歩いてて進行方向とは別の、他人の家の2階の小さい窓なんか、普通いちいち気にして見ないよなと思うんです…。  

試しに外で他人の家の2階の小さい窓を見てみたんですが、小さいしめちゃくちゃしょうもなかったです。

多分、人の噂が大好きで他人と自分を比べたりして何をしてるか気にしてるような人なんだろうとは思うんですが、なんであんなに2階の窓を見てたんだ・・・怖・・・・