この時期、デスクトップPCのGPUが起動してるだけのアイドル状態で50℃近くあり、暑くなるとPCも熱くなります・・・冬の寒いときには30℃前後まで下がります。
室温25度ぐらいでPCゲームを起動すると私のPCでは70℃近くなり、PCのファンの音がでかくなってきます。
熱が排出されるので室温がどんどん上がってしまいます…!
室温が上がると、PCもさらに冷えにくくなり、どんどん暑くなってくるループに入ってるような感覚に陥ります。実際そうかもしれません!
・エアコンをつければいい
私のPCは水冷ではないので実際のところは体験していないのですが、水冷でも室温の上昇は変わらないそうです。
熱は自然に消えることはなく、どこかに移動するだけなので、空冷でも水冷でも、PCが消費したエネルギーは熱となって部屋に放出されるという点では同じです。(昔PCショップの店員さんに教えてもらいました)
・エアコンをつける以外のやり方(最終的にはエアコンをつける、夏になったらPCゲームをやっていなくてもエアコンはついている)
※高負荷なゲームをやったら熱が出ることに違いはなく、革新的なことは何も書いておりませんが、自己責任で、戻し方を事前に確認してからお試しください。PCを起動していてもしていなくても暑い時期はあります…!暑さに耐えたところで熱中症になってしまっては元も子もないので体調にご注意ください!
この中のほとんどは『PCゲームをやらないときに性能を抑えて室温の上昇を減らす』が正しい表現かもしれません。
1.そろそろ一般家庭用ゲーミングPCにもゲーミング排熱ダクトを使って外に熱を排出する仕組みがいるかもしれないです…!(そのような製品ってあります?)
冗談のように感じるかもしれませんが、実際にうまくできれば効果は結構あると思います。
※排気で外とつながることで、特に光るタイプのゲーミングPCなどは電子機器に虫がたかってきて非常に危険な状態になりますので、入らないようにする対策が必要です。また、ダクトの取り付け方、断熱、気温によっては外の熱が室内に入ってくる(逆流)ことにもなり逆効果になる場合もあり得ます。(だからこそゲーミング排熱ダクトが欲しいなと考えるのですが、ケース、PC環境などの違いもあり、場合によっては工事の必要がありますのでなかなか難しいところです。)
比較的気軽に取り付けられる窓用ダクトならあります。【Amazon 】
2.GPUの設定を下げる
お使いのグラフィックボードでやり方は変わりますが、nvidiaアプリ(持ってないのでわからないのですがAMDにもあると思います)そのほかを使って設定を気軽に下げることができます。
(※当然ですが、ゲーム性能も下がります)
ここで必要以上に設定を上げるとPCの負荷や消費電力が上がり部屋が暑くなります。
ファンを高回転させるとGPUの温度は下がりますが熱風が排出されます。(ゲーム中など高負荷時には下がりにくいです)
そのほか、AIで映像を高画質化させるRTX Video Super Resolutionなどの機能も普段からオンにしていると、思わぬところでアクティブになり続け負荷がかかり、部屋が暑くなってしまうかもしれません。(RTX VSR(Super Resolution)をオンにしていると、youtubeなどの動画再生中にブラウザ、PCが重くなることがある)
3.PCの設定を下げる
Windowsの機能で省電力にする(設定→システム→電源)
そのほか、オーバークロックソフトで(MSI Afterburnerなど)アンダークロック(性能低下)を行うことで全体の消費電力を下げることもできます。
(※当然ですが、ゲーム性能も下がります)
4.モニターのリフレッシュレートを下げる(例:144Hzから60Hzに下げる)
ゲーム時以外でネットサーフィン時などに特に効果はあると思われますが実際どうなのでしょう?効果は限定的かもしれませんが、できることは全部やる場合のために書いておきます。
ゲーム中ならゲームの設定(あれば)でFPSを60まで下げるのも、気にならないならよいと思います。
(設定→システム→ディスプレイ→ディスプレイの詳細設定)
デスクトップの解像度を下げるのも、使いやすさの面であまり現実的ではないです。
5.PCゲームの設定を下げる、負荷が低いゲームをやる
シングルプレイPRGなどの綺麗な風景を楽しみたい・・・!下げたくない!(私の場合その時は戻します)
ディアブロのようなハクスラや、オンラインでやる繰り返しのゲームなどは割り切って下げています・・・
DLSSは基本的にオンにしておいたほうがGPUの負荷は減るそうですが、フレームレートを上げすぎると逆に負荷が上がることもあるようです!
6.部屋の空気の流れを変える
特に今のような夏前の時期、風通しの良い窓際にサーキュレーター、扇風機を置くだけでだいぶ涼しくなります。そのほか換気をよくします。
7.PCの位置を変える、排熱の流れを考える
排熱がしやすい位置に置くのがいいかもしれませんが、例えば窓際だと雨がかかる心配があり注意は必要です。
例えばPC用デスク横に置き、壁へ排熱が当たって空気がこもるような場合なども多くあると思います。
最近のPCはCD、DVDプレイヤーなどをつけないことも多くなったので、普段の使用に問題なく、気にさえならなければどの方向で置くかは自由になってきていると思います。(廃熱が直接自分に向かってくると暑いですが!)
またはほこりっぽいような場所へ置き、PCにすぐほこりがたまってしまい排熱効率が下がりどんどんPC内の温度が上がる場合もあると思います。掃除をします!
8.ゲーミングPCはゲームをする時だけにして、スマホ、タブレット、ノートPCなど、消費電力が少なめの物をつかう
ノートPCなどはHDMIやUSB-C接続を使えば、外部モニターに出力して使うこともできます。デスクトップPCに近い感覚で作業できるため、よいかもしれません。
※最近、ノートPCは〔整備済み品〕ならWindows11PCでも1万~3万円ぐらいでかなり安く買えますが、やっぱり中古なので使用上のトラブルや製品それぞれの信頼性(保障など)などにはご注意ください。(見ているとwin11非対応CPUにwin11を入れているものもあるため、クリーンインストールやWindows updateがいつかのタイミングでできなくなる恐れもあり、レジストリ書き換え、専用のフリーソフトなどの知識がある程度必要かもしれません。)