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世の中にバットぐらいしか武器がなくなると、人々はバットに刺す釘の量を競い始める

 

みたいな事をザ・シンプソンズで言っていてなるほどなあと思った思い出があります。

みんなが同じものを持ったら、その同じものに何かをして、差をつけることが目標になるんです。 

たとえばネット対戦ゲームの武器スキンやキャラスキンなどもそうです。

よく考えたらあんなテカテカでファイヤーパターンのついた武器とかそんなにいらないです。
でもやってたらほしくなってしまいます。

スマホもそうで、性能や最新なのかどうかなども競う要素ではありますが、おんなじ物を持ってるあまり、そこからいろいろな価値観が生まれて「スマホリングがダサい」という主張が最近生まれているそうです。

他人が持ってる「四角い板」に輪っかがついてるかどうかなんてどうでもいいと思うんですが、みんなが持ってるとそうなっていきます。

みんなと同じになろうとして、同じになったら、同じになったまま同じになりたくなくなるんです。 

「我々はボーグであり、抵抗は無意味だけどあなたとはそんなに同化したくない」

という感じです。