※患者の視点です。具体的な症状についてや専門的なことはやっぱり病院へ行くとよいと思います。と言う話です。シンプルにしようと思うので説明不足なところもあります。漫画で面白おかしく書いたりはできません。
漫画の代わりのかもしか |
・痔でさらに重い腰
残便感、出血、違和感など痔の悩みは恥ずかしくて病院に行きにくいということがあると思います。
私も本当にそうで、違和感や異常を感じたのに行けずにいました。
市販の薬を塗ったりしていたのですがよくなっているような、いないような感じでした。重病かもしれないと生活の中でストレスになってしまいます。
そこでまずインターネットで検索して近所の痔の病院を探してみてました。
その病院へ実際に行ったらしい方のレビューなどがあるサイトがみつかりします。見てみると、こうだったああだったと感謝の言葉が書いてあり、その中に、なるべく恥ずかしくないように痔の人への気遣いがされてあって通いやすかったという感想があり、自分も行けるかもしれないという気持ちになってきました。
Twitterなどで痔の病院へ行ってる方の感想を検索して見てみるのもよいかもしれません。様子を知る事ができて、同じような境遇の方を見つけたりしてすこし安心できます。やっと勇気が出ました。ありがとうございます。ご自分が、見ても不安が増すタイプかもしれないと思ったら避けてください。
※それぞれ症状の違いがあるので同じだ で終わってしまわないようにお気を付けください。
どんなことをするかを知ることによって行きやすくなるかもしれません。
・思い切って病院へ行く
外科、胃腸科、肛門科、小児科が専門の病院へ行きました。
自分の順番が来ると診察室で医師から直接、症状を聞かれ、ほかの患者さんの前で言ったりしないように配慮されていました。(このやりかたは病院によって違うと思います)
そして診てもらうためにベッドに横になってお尻を出します。横向きになってかがむようにお尻だけうまいことだしますので露出は必要最低限で済みます。
診てもらったところ、私としてはけっこう苦しんだんですが、結果は軽めのいぼ痔(内核痔)でした。
座薬をもらいました。市販の薬よりよく効き、症状はかなり改善されました。
痔のみではなく腸の調子によってももらう薬(便が柔らかくなる薬、整腸剤など)がある場合があります。
手術が必要なほどの痔なら違うと思いますが、私の場合は診察中、症状を聞かれることがほとんどで(見えてないのでわかりませんが器具を使って?)実際に痔の部分を診てもらうのはいつも1分ぐらいでした。 このような感じなので患者さんの回転も結構早く、待ち時間も少なかったです。
薬を最初は10日分ぐらいもらって、様子を見て20日分ぐらいの薬をもらったりで2か月ぐらい通いました。4、5回ぐらい行ったでしょうか。やっぱり少しは恥ずかしいです。それでも終わったときの晴れた心の方が大きかったです。
・恥ずかしさを軽減する言葉
症状を説明するとき、直接言ったりするのが恥ずかしい言葉があると思います。ちょっと恥ずかしくなくなるように言い換えてみるのもよいと思います。
・うんこ→便 (便が柔らかめ、硬め など) ・おなら→ガス ・排便
・便に血が混ざっている ・ 排便後、拭いた時に血がついている
・ガスがたまっている感じがする ・残便感がある
など、このような言い方をすると直接的ではなくなり少し恥ずかしくない気がします。
・そのような気遣いは無用なぐらい多くの患者さんを見ているであろうお医者さん
痔の患者さんを見慣れています。看護師さんも見慣れています。そういうお仕事です。
言い換え方を書きましたが、言葉は症状をわかってもらえる伝えやすい言い方でいいと思います。それよりも痔以外にも腸全体の調子など全部の症状をできるだけ伝えることが大事です。
私の行った病院も、恥ずかしくないようできる限りのことをしてくださっていると感じました。責められたり、怒られたりもしませんでした。
お尻を見られる恥ずかしさもあると思いますが、お医者さんはやっぱり見慣れています。病院へ行く前にお尻を洗う、きれいに拭くなどできるだけ清潔にするだけでいいと思います。見慣れています。ムダ毛に悩んでおられる方も、その8倍ぐらいのムダ毛の患者さんを診たことがあるかもしれません。多分。余裕です。
他の患者さんも痔の病院なら痔の診察であると思います。恥ずかしくないです。と言うかどっちでもいいです。顔もみていないです。
病院へ入るときも堂々としていたら良いです。どうしても恥ずかしい場合も、「外科なんだが?」と言う顔をして入ればいいと思います。外科なんだがと言う顔がどんな顔かは知らないですが、気分だけでもよいと思います。
痔の人はいくらでもいます。
・私の話
私は1年ほど前に2か月ぐらい通って治ったと思ったんですが、最近運動した時に悪化した気がしてもう一回病院へ行きました。
その時、いろいろあって左側のおなかに張りを感じるということを伝えたら、念のため大腸内視鏡検査をした方がいいと言われました。不安ですがやってみようと思っています。不安を取り除いて生きて帰るという気持ちでこの文章を書かせていただきました。
どうも私は過敏性大腸症候群の症状があるかもと思って生きてきましたのでそれもわかると思います。
大腸内視鏡検査は世間ではよくやられていることなんですが、やっぱり私にとっては一大事です。何事もないといいと思っています・・・申し込みます。(※追記:検査を受けたところ、腸内が荒れて炎症を起こしていました 命にかかわる病気ではないそうです)
痔も、なってしまった方にとっては一大事だと思いますし、ストレスになると思います。ストレスは痔に悪く、悪循環に入ってしまいます。この言葉までストレスになってしまいそうですが、どんな痔かを知るためぐらいの軽い気持ちで一度、病院へ行ってみようの精神です。(私の場合は腸も悪かったのですが)
私としては一番行きにくかった理由の「病院へ行く前の恥ずかしさ」を少しでも和らげることができればいいなと思って書いた次第です。
このブログでは、これまで偉そうにゲームのことやPC周辺機器の不具合の対処法などを書いていたのに、急にこのような話をしてやっぱり恥ずかしさはあるんですがやるしかないと思いました。
一人でも何かの拍子に見て、一人でも病院へ行く気になってくださったらうれしい限りです。そして病院へ行ったら治すために診てくださる病院の皆さんに心の中で、言葉などで感謝をしてみてください。
※痔と言えど、いろいろな症状、病院があります。一人の患者からの少ない経験からの視点で、違いがある場合があります。
病院の先生は、大腸内視鏡検査で命に係わる症状じゃない事がわかった時、良かった良かったと一緒に安心してくださりました。と同時にとてもつらい仕事でもあるなと改めて思いました。
医療関係者の皆さん本当にありがとうございます。
・そんなに関係ない話
ずっと前、たまたまラジオをつけたらこのような曲が流れてきました。
ポップな感じで一見ふざけているようですが、聞いているとご自身が病気になった経験から作られたそうで、やっぱりそういうことだよなぁと印象に残っています。
アンジャッシュの渡部さんがMCをされていました。いろいろありましたがせめてご健康をお祈りするばかりです。