アクアリウムでは吸盤を「キスゴム」と言う名前で売っています。
アクアリウムだけではないかもしれないと思って「吸盤」「キスゴム」 でそれぞれ検索するとやっぱりアクアリウムで呼ばれているようです。
1社ではなく多くの企業が吸盤をキスゴムと言う名前で売ってますが、キスゴムって和製英語なんでしょうか?
吸い付くから「kiss gum」でキスゴムなんでしょうか?
そう考えながら水槽で使うたびに「キスしてねえわ!」と言う中学生みたいなことを思ってしまうので、日本でも有名なエーハイム(ドイツ)のサイトで吸盤を調べてみました。
多分日本ではエーハイム クリップ付吸着盤と言う名前で売られています。
(日本語の時点でキスゴムじゃない!)
ドイツ語だと「Sauger」が吸盤の意味でした。
英語は「Suction cup」です。スペイン語で「ventosa」フランス語で「Ventouse」でした
わざわざ画像付きでやることでもなかった・・・
じゃあキスしてねえわ!!!!!
キスゴムってどのような経緯でそのような名前になったのでしょうか?不思議!
とはいうものの、同じものでも商品名がいろいろあるのは当たり前のことで、実際に和製英語かどうかは調べた中ではわかりませんでしたが、gumは食べ物のガムのことであり、ゴムのことでもあり、樹脂という意味も目やにというような意味でもあって、英語の使われ方と少し違うので多分和製英語かなと思います。
kiss gumで検索したら「kiss」という名前のガムがヒットします。英語でゴムはrubberでした。
このような時「gumが英語と違う使われ方をしていて日本のカタカナ英語が恥ずかしい」と考えることがあるかもしれませんが、こんなこと(語源は同じだけど意味や発音がちょっと違う現象)はほかの言語でもよくあることで、日本が鎖国していた江戸時代も交流があったオランダ語ではゴムは「gom」ですし、いろいろな言語との交わりや歴史があってそうなったんだと思います。
「アクアリウム用」で売られている物は「魚に害がない」という意味にもとれますので、吸盤と言う名前で売られてないことで区別できるのはよいことかもしれないです。
でもキスはしてねえわ!!!!!!
「調子のいい水槽の水は水道水よりきれい」って言われても水道水の方を飲むわ!!!!!!!