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オトシンを飼う

コケ対策というわけでも無いのですが、オトシンクルスを買ってしまいました。
エサもプレコタブレットを食べてくれるようになりちょっと安心です。

水槽立ち上げ初期の茶色い藻類を主に食べ、そのあとは水草、ガラス面などにできるコケの予防(少し)として役に立つ魚です。



・餌を食べない・餌を認識しない・動かない

最初にエサを食べない場合、スドー サテライトなどに隔離して、エサを入れて一晩置いて無くなるようになるまで様子を見てみるのもよいです。

隔離して普段ほかの熱帯魚にあげている餌を沈ませるのもよいです。慣れたら一般的なフレークの餌でも水草や底砂に落ちた時に食べてくれるようになります。 (オトシンは水面や水中にあるエサは食べられません)

同時にいろいろな餌を少量ずつ入れてみて減りを見てみるのもいいです。

混泳魚によってはタブレット系の沈下性のえさが食べられてしまってオトシンが食べられないことがあります。このような時も上記の方法は少し有効です。

 

 ・餌を食べないときに産卵箱やスドーサテライトなどに隔離した理由

これは立場が弱い熱帯魚、稚魚などにも言えることですが、単純にエサとの距離が近くなるので見つけやすくなる、混泳魚にエサを食べられる心配がなくなるという利点があります。

隔離することで観察しやすくなり、入れておいたエサが無くなったら食べたということも分かりやすくなります。エサを食べるとおなかが膨れます。

 

 ・オトシンの行動など

オトシンにも個性や環境による行動の違いがあり、昼でも活発に動き回る個体と、ずっと隠れている個体がいます。 夜だけ動き回る場合もあります。

 (昼間はじっとしているという場合も、夜は動き回っているかもしれません。その場合夜にそっと沈下性のタブレットなどを入れてみるのもよいかもしれません。夜もじっとしている場合、環境や混泳魚などを見直すといいかもしれません。)

混泳魚によっても差は出ます。

オトシン1匹だと動き回らないけど5匹ぐらいなら動き回る場合もあります。(オトシンは自然環境ではもともと群れを作って行動する生き物らしいです。)

オトシンを直接攻撃していなくても混泳魚によっては、素早く動き回る、大きい、大量にいるなどで委縮してしまい隠れて動かなくなることもあります。 

これはオトシンに限ったことでもなくおとなしめの魚、エビなどでもいえることだと思います。

エサを食べてさえいれば、ずっと隠れていること自体は問題がないかもしれませんが、対処法としては 原因になっている魚を別の水槽に入れるか、隠れてしまう魚やエビ側の仲間を増やす事だと思います。(水槽サイズ、水量を鑑みて)

1匹だけ入れてコケを全然食べないと言っちゃうのはちょっとかわいそうです。 

それどころかコケ取り目的のみで飼うのはもったいないくらい、おとなしくてかわいい魚だと思えてきます…


成果:オトシンが好きになり、オトシンネグロも飼い始めました。オトシンネグロも同じように飼えています。現在5年ぐらい生きているオトシンクルスがいます!